March 2017  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

新サイト【香港!Hong Kong!】のご案内

JUGEMテーマ:香港

当ブログへご訪問いただき、ありがとうございますDocomo_hart

香港にまつわる食文化や生活全般、香港就職などについては、

香港!Hong Kong!】という新サイトを立ち上げましたので、
そちらをブックマークいただけると嬉しいです。

なお、Facebookの【香港!Hong Kong!】ページでは、
香港にまつわる記事を写真付きで毎日掲載中!

2015年の企画としては、

中国中華グルメの会 in 東京焼売
香港オトナの修学旅行 in 香港中国

なども考えていますよ星星
詳しくは、以下のサイトでご案内していきます。

【香港!Hong Kong!】 

http://hkhklovehk.jimdo.com/


今後とも引き続きどうぞよろしくお願いします。

花粉症からの解放

オリンピックでは、連日メダルだのトロフィーだのと騒がれている。子どもの頃から運動系が苦手だった私は、優勝メダルを手にした経験は残念ながら一度もない。けれど、これまでの人生でたった一度だけ、優勝トロフィーをもらったことがある・・・・カラオケ大会の。

といっても、まぁ、義理で出場するはめになった、仲間内のちっちゃい余興大会みたいなものだけど。香港人の仲間達が広東語の唄で自慢の喉を披露するなか、日本語の歌でエントリーしたら妙に目立ってしまったが故の優勝だったとしか思えない。いただいた優勝カップは、しばらく観葉植物の鉢カバーとして愛用してたっけな。
Ivy


香港にもカラオケBoxは沢山ある。現地に暮らす日本人客を目当てにしたお店ならともかく、地元香港人がよく行くチェーン店だと、残念ながら日本語の歌謡曲は数が少ないわ、あっても伴奏アレンジや字幕が適当すぎて唄いづらいわ、いつも選曲には泣かされるんだよね、これが。

さて、カラオケBox内でよく見かけるドリンク類のなかに、「参茶」や「参蜜」と呼ばれるものがある。参というのは、人参の略。つまり、
» read more

私は私

私が社会人入学して通う、ここ東京の大学院は、社会人比率が高い。年齢もバックグラウンドも様々な仲間が、それぞれ通訳・翻訳・語学教育・国際交流などの現場の第一線でプロとして活躍しつつ、その専門性を深めるために通ってくるから、授業でのディスカッションはとても刺激的だ。授業で取り上げる理論やモデルについて、みんながそれぞれの実戦経験、人生経験をもとに、あーでもない、こーでもないと議論する。時には、生きたサンプルとしてお互いの存在が分析の対象になったりもする。

『言葉と文化は一体か』というテーマでしばらく授業が続いていたときのこと。

例えば、日本語でしゃべる時と英語をしゃべる時では、キャラクターが変わる人がいる。こういう人の場合は、
» read more

自立と依存

日本の風物詩、リクルートスーツ姿の学生達をキャンパス内で見かけることが多くなった。黒のスーツと白いシャツに身を包み、黒いかばんに、黒い靴。究極なまでの没個性的な姿で歩いている。そして、そんな光景にものすごく違和感を感じてしまう自分。

スーツが体に馴染んでいないのは、まるで中学校に入学したばかりの新一年生のようなぎこちなさ。それはそれで、初々しいともいえなくはないけれど、中学生・高校生だって、数ヶ月もすればカバンの飾り方に個性が出てくるし、制服だって、靴下やスカート丈の微妙な長さとか、リボンの結び目の工夫とか、髪型とか、制約の中でも一生懸命に個性を出そうと工夫する。なのに、そういう成長過程をつい最近まで経てきたはずの学生達が、しかも、普段は思い思いのファッションでキャンパス内を生き生きと闊歩している彼らが、なんの華やかなワンポイントもない白黒の服装で、長い髪をとってつけたように飾り気無くゴムで後ろに束ねて、まるで「周りに合わせなきゃ」「個性を隠さなきゃ」という強迫観念にとらわれたような虚ろさで、ぞろぞろと歩いている。何かがおかしいよなー。

このところ、そんな就職活動を始めたばかりの学生達の相談にのる機会が続いている。彼らの悩みを聞いていると、色んな事柄がごっちゃになって整理されてないのだけれど、共通しているのは、【目的と手段】、【自立と依存】の区別が分かっていないことかな。

» read more

変わらない自分軸

ふるさとの東京に戻って、5ヶ月が経った。「どう? もう日本の生活には馴染めた?」と聞かれるたび、その場に合わせて当たり障りなく答えてはいるものの、正直なところ、なんと答えてよいのか戸惑いを感じてもいる。

海外生活の長い人が日本に戻ると、逆カルチャーショックというのを感じることがあると言われる。よく知っている自分の古巣のはずなのに、そこでの習慣や価値観に再び馴染むことができない、という現象。

【馴染んでいる】という状態を日本社会の価値観を自分のものとして取り入れて、社会の価値観にストレスを感じることなく合わせられるようになっているか、ということだと解釈するならば、私の答えは、「馴染んでいない」けれど「ストレスは感じていない」になる。あれ?普通は、環境に馴染めなかったら、相当なストレスのはず。

» read more

プリンセスの決断

大学院入学が決定したのは去年の秋のこと。私にとってそれは、日本の新学期に合わせて、遅くとも翌3月には日本に帰国しなければならないことを意味していた。

私の務める香港企業では、日本市場担当というのは社内でも特殊な部署だと位置づけられていた。日本語の難しさや日本の商習慣の特殊性、そして日本人の「こだわり」というのが、インターナショナルな香港人でさえ理解しにくいからだ。英語ができれば世界と取引できるかもしれないけれど、日本語が出来ても日本人との取引がうまく出来るとは限らない。そのため、現実問題として、そういうニーズに見合う人材の募集やトレーニングには時間がかかる。香港では一般的に、退職届は1ヶ月前に会社に提出すればよいことになっているものの、仕事の引継ぎで会社や取引先に迷惑をかけたくなかったので、私は半年前から上司に相談していた。

それに対して上司からの提案は、日本を拠点にしていてもいいから、私にそのまま続投するように、というもの。日本に戻ってからの転職先やアルバイト先を探す手間が省けるし、なにより安定収入も確保できるので、私も最初はありがたい話だと考えていた。でも正直、迷いもあった。ただでさえ忙しい業務内容なのに、大学院との両立が出来るだろうか。中途半端な仕事振りでは、香港の同僚にも、客先にも迷惑をかけてしまうだろう。


そんな迷いを抱えていたある日のこと。シンガポールの親友、Z嬢と久しぶりに思いっきりおしゃべりしたくなって、香港から会いに出かけることにした。

» read more

喧嘩の流儀

今から1年以上前のこと。ある日、私の営業チームにFさんというスタッフが加わった。彼は大陸出身のエンジニアで、香港に移民として移ってきたばかりだった。文系出身の私がメーカーでの営業をするにあたって、どうしても技術的な内容を扱うには限界があるそこで、日本語が流暢な技術系の彼が私の補佐をしてくれることになったのだった。

さて、Fさんはとてもとても善い人だった。いつも穏やかで、やさしく、決して怒らず、仕事振りは几帳面で、人にも物にも状況にも気配りができて、情に厚くて、はにかむ笑顔が純朴で、礼儀正しくて・・・人間的にとっても尊敬できる人で、私は彼のそういう人格が大好きだ。

でも・・・それが、仕事上で仇になることとなる。Fさん、怒れないのだ。

» read more

わらしべ長者モデルで行こう - 悔しさをバネに

かくして、無事に香港での再就職を果たした。日本人のネイティブな日本語力というのは、そのときも私の最大の武器だったけれど、香港での過去の就労経験や、日本でのOL経験、という、たいしたことのないセールスポイントも大げさに前面に打ち出して、やっと採用していただいたチャンス。でも、そこがゴールじゃない。

香港の社会人は皆、自己研鑽に熱心だ。仕事が終わると社会人用の大学や大学院のコースに通っているし、海外の大学・大学院をインターネットを通じて受講している人もいる。いつクビになるかわからない、いつ会社が倒産するか分からない、いつ香港の安定が崩れるか分からない、という不安がある一方で、でも着実に実力をつけていけば、いつかもっといい仕事に転職できる、いつか起業できる、いつか海外で活躍できる、いつか成功できる・・・という夢もある社会。そんな、マイナスをプラスの原動力に変えてしまう、生命力ある人々の間で私も生きていかなきゃいけないわけだから、ぼやぼやしてはいられない。与えられた仕事に全力投球はもちろんのこと、マネージメントスキルやリーダーシップ能力を身につけられるプログラムを提供しているNPOに入会し、平日の夜や休日などプライベートな時間のほとんどを投入する、ハードな自己研鑽の日々を送った。

» read more

「空気が読めない」って、なんだろう

KY(空気が読めない)」っていう日本語が流行ってだいぶ経つ。これが流行りだしてから特に、日本人はこの言葉に過敏に反応して、以前にも増してお互いに牽制しあっているような気がする。

空気が読めないっていう言葉の定義としては、暗黙の了解といわれていることを知らないとか、背景事情に疎いから、適切でない発言や行動をとってしまうこと、そして、その結果、気まずい雰囲気を作り上げていることに本人が気がついていないこと、・・・なんだろうけれど。日本に戻ってくるたび、なんだか私はこの「場を支配する空気」なるものが、ますます読みづらくなっているような気がしている。

» read more

わらしべ長者モデルで行こう − 面接の日々

さて、勝負期間は2ヶ月と覚悟して始めた私の転職活動生活に話を戻そう。

マンスリー契約して住んでいた安宿は、便利だけれどもあまり治安のいいところではなかった。幸いホテルのスタッフは皆親切で、宿泊している私自身はそれほど不満や不安もなかったけれど、香港人の友達がみんなで心配してくれたのは心強かった。近所への用事ついでに様子を見にきてくれる人、自分が今は使っていない携帯電話を私がすぐに使えるようにと、わざわざ新たに番号契約までして貸してくれた友達、私の大好きな中華デザート「豆腐花」を持って『寂しくない??』とにこにこしながら夜中のおしゃべりに部屋まできてくれた女友達、お母さんの手料理を何度もご馳走してくれたファミリー、ルームシェア先を探して独り暮らしの友達に掛け合ってくれた以前の同僚・・・。多くの人に見守られながら、週に数社ずつの面接をこなす日々。

最初は複数のエージェントへ登録に行き、そこから紹介される企業へ何社か面接に回る。ただ、複数のエージェントへ登録しても必ず全社からすぐに面接先を紹介していただけるということではないので、新聞やインターネットの求人欄をチェックして、直接履歴書を送付したりもした。個人的な紹介を受けて面接してくださったところもある。

そんな日々を送っていると、あるときエージェントを通じて数日前に面接してくれた会社から直接私のところに連絡が入り、臨時アルバイトをお願いしたいから来てほしいという。日雇いの一日限りのバイトだというので行ってみると、エージェントには内緒で直接私と契約を結びたいという話を女性社長から切り出された。私が仮住まい中だということを知ると、社長は「私達夫婦の家、部屋が余っているからあなたのこと置いてあげるわよ」という。いろいろと個人的に便宜も図ってあげるから、と熱心だ。提示されたお給料はそこそこで、私がその条件でOKなら、すぐにでも採用するという。仕事が欲しかった私にとってありがたい話のようにも聞こえるけれど、要注意の信号が私の脳内で激しく点滅していた。

エージェントを通じて面接を受けるというのは、待遇面などの交渉含めてエージェントが両者の間に入って最後まで仲介するということだ。エージェントは成功報酬制度なので、それでめでたく採用が決まった暁には、雇用者側から手数料を受け取るということになっている。だから、エージェントから紹介されていながら、内緒で直接雇用契約を結ぶというのは、明らかにルール違反。ゲームをフェアにプレーできない雇用者のもとで働くことほど、怖いことはない。自宅に下宿させてくれるというのだって、ひょっとしたら純粋な親切かもしれないけれど、どんな家庭だか分からないところに転がり込むのは危険だし、エージェントとの契約を軽んじるくらいの雇用主だったら、私のビザ申請についても軽んじて、きちんと処理してもらえない危険性がある。

目先の利益をとるのか、信義則を貫くか。2ヶ月というタイムリミットが目前に迫ったその時点で、これを断ったら、もうあとが無いかもしれないという瀬戸際での究極の選択。

結局、すぐにその話はお断りした上で、紹介してくれたエージェントに事の顛末を正直に報告することにした。「なでしこさんが感じられたとおり、その企業は明らかにルール違反ですね。私達も今後はその会社との取引は停止します。信用の商売ですから。」ときっぱりと応じてくれ、他の企業を沢山紹介してもらい、ほどなくして日系企業の現地法人への就職が決まった。日本人を恒常的に現地採用しており、就労ビザ申請についてもしっかり対応してくれる優良企業だった。ちょうど、2ヶ月目が終わろうというある日のことだった。

そのエージェントとはそれ以来、私自身の転職だけでなく、企業の採用側にある今でも、お互いに信頼関係のあるお付き合いを長年続けさせていただいている。筋を通すというのはどこの社会であっても大切かつ当然のことだけれど、そこに根を下ろして生きていく上で、こうして小さな信頼を積み重ねていくというのは、やがて大きな財産になる。





12345>|next>>
pagetop